ネクタイの買取事情

中古市場においてネクタイの需要は大変高いです。まだお給金の少ない新社会人や学生、父の日の贈り物など必要としている人がいるからです。また、スーツを着用する男性においては必需品ですし、ネクタイはその人を表す重要な役割を担っています。ヨレヨレのネクタイよりもアイロンが充てられているネクタイのほうがよりしっかりした人物に見えることは確かです。そして、長く使える良いものとなるとやはりブランドのネクタイが選ばれるのです。しかし、買取の相場としては元値の10~20%と割合的には低く、買取価格はそれほど高くありません。買取のコツや人気のあるブランドを紹介していきますので参考にしてみてください。

買取実績のあったブランド・人気のブランド

買取実績数が多かったのはLOUIS VUITTON(ルイヴィトン)やHELMES(エルメス)で、買取額も元値の約25%と相場よりもやや高めの価格で買い取られていました。この二つのブランドが人気だということもありますが、落ち着いたデザインのネクタイが多かったのが印象的です。CHANEL(シャネル)のココマーク&シェルの柄や、SALVATORE FERRAGAMO(サルバトーレフェラガモ)のボーダー柄、Vivienne Westwood MAN(ヴィヴィアンウエストウッドマン)などの個性的なデザインのネクタイは価格が控えめの傾向にあります。その他にもdunhill(ダンヒル)やBVLGARI(ブルガリ)、 EMILIO PUCCI(エミリオプッチ)なども実績があり、相場での価格で買取をされていました。ここで間違えてはいけないのは買取実績がないイコール買取してもらえない、ということではありません。逆に人気が高いからこそ中古市場に出回らないということも考えられるからです。人気の高いブランドであるRalph Lauren(ラルフローレン)やARMANI(アルマーニ)が買取実績が見受けられなかったのもそれが理由でしょう。

買取のコツ

買取のコツは、単品で持ち込みをしないことです。もちろん、単品でも査定はしてもらえますが、より多くの品物を買取したいと店側は考えています。何品か持ち込んでみると多少ですが買取額が変わってくる傾向にあります。

もう一つのコツは、品の状態です。汚れているものよりも綺麗な状態の品のほうがより高額で買取をしてくれます。だからと言って自分で手洗いをせず、クリーニングに出しましょう。400~700円程度で綺麗にしてくれます。このひと手間で査定額は変わるはずです。

ネクタイの価値

ネクタイはスーツを着用して仕事をする人にとっては必需品です。クールビズが始まって数年経ちますが、やはり正式な場ではネクタイの着用が求められています。ブランドの持つ力もありますが、必需品なので必ず需要はあります。ぜひ買取に出してみてください。