ネクタイピンの買取事情
ネクタイピンはネクタイとシャツを留める実用的な装飾品のことです。ネクタイピンをすることできちんとした印象を与えることができるスーツを着用する男性の必需品です。
一般的にネクタイピンと呼ばれていますが、ネクタイを留める形式で6種類に分類されています。主流のネクタイとワイシャツを挟んで留める形式はタイクリップという名称です。こちらはタイスライダーやタイクラスプという別名も持っています。ショートクリップは細身のネクタイを留めるタイピンです。タイバー、別名ラベルピンは針をネクタイに通し、後ろの金具で留める形式です。タイチェーンは輪っか状のもので、半分は装飾のチェーン、半分はワイシャツのボタンをひっかける半月形の金具がついています。ネクタイは輪っかの中に通して使用します。タイタックはクリップでネクタイだけを留め、後ろについている金具付きのチェーンでワイシャツのボタンをひっかけて止めます。スティックピンは針でネクタイを留める形式で、ヘッドとピンを留める部分に装飾が施された華やかなものです。スティックピンは礼装用なので、通常のネクタイには使用しません。
ネクタイピンは男性の身だしなみでもあるので、中古市場でも需要が高いため、ブランドや使用されている素材によっては高額な買取価格の可能性があります。買取り実績は数多くあり、形式としては主流であるタイクリップの数が多く人気もあります。買取価格の相場としては500~10,000円とばらつきがあります。大体元値の5~30の買取価格です。
買取実績のあったブランドはHERMES(エルメス)やLOUIS VUITTON(ルイヴィトン)、GUCCI(グッチ)、 SALVATORE FERRAGAMO(サルバトーレフェラガモ) やChristian Dior(クリスチャンディオール) 、BURBERRY(バーバリー)、PaulSmith(ポールスミス)です。共通しているのはビジネスシーンで活躍しそうなシンプルなデザインが多く見受けられました。スティックピンは日常的に使用しないためか、控えめな買取価格になる傾向にありました。
買取のコツ
ブランドで売るか、使用されている素材を地金として売るかです。ブランドとして買取をするのならば所有しているブランドを買取強化している店に持ち込むほうがより良い取引ができます。また、地金として売るのならばそう言った買取に強い店に持ち込むほうが高額の買取価格が出る可能性があります。ブランドが使用している貴金属は良質なものが多いからです。2つの視点で査定に出し、より良い取引を選ぶのが買取のコツです。
男性のおしゃれ
ネクタイピンは実用性とおしゃれを兼ねた男性の必需品なので、中古市場においても需要は高めになっています。特にそれがブランドであれば引く手数多の状態です。素材も金やシルバーなどの貴金属や真珠やダイヤといった宝石を使用した品もあり、それがより安価で購入できるとなれば入手したい人は大勢いるでしょう。使用しなくなったタイピンがもし条件に当てはまるのであれば、査定に出してみてはいかがでしょうか。思った以上の買取価格になるかもしれません。