貴金属の代表格といえば金やプラチナです。このような貴金属の多くはアクセサリーに使われていますが、金の場合は金貨やコイン、メダル、メイプルリーフ金貨などこういったものとして加工されている場合も多いです。
そのため、ご自宅に金貨などがあり、使わないから買取に出したいと思われる方も少なくはありません。金貨やコイン、メイプルリーフの買取について、詳しく解説をしていきましょう。
さまざな金貨が買取可能
金貨とひとことでいっても、その種類はさまざまです。カナダメイプルリーフ金貨やウィーンハーモニー金貨、オーストラリアカンガルー金貨、さらに記念金貨などを含めると多数に上ります。
そのため、これらのアイテムを買取に出す際は先に買取専門店に買取が可能かを確認することをおすすめします。また、金貨にはOZ(オンス)の表示があるのでこれも査定の結果に大きく響いてきます。
金貨やコイン、メイプルリーフの買取例
では、とある業者を参考に買取例を見ていきましょう。まず、カナダが発行国である1オンスのメープルリーフ金貨です。
純金で31,1g、額面はカナダドルで50$です。こちらの買取価格は、13万4千円となっています。また、同じカナダで額面が10$、7.7gのメープルリーフ金貨は3万3千円です。別の業者におきましては、金コインを買取しています。こちらは、プラチナのコンビのものがあり、K18とPt850というものです。
K18の相場とPt850の相場と重量をかけあわせたもので、買取金額は3万4千程度となっています。この業者では、24K、Pt1000の相場が45000円、3500円となっていたので、その相場に重量を掛け合わせた査定額が結果として現れています。
記念硬貨などの買取
金貨やプラチナは記念コインとして使われることも多いです。そのため、ご自宅に金製品の記念コインがある方もいるでしょう。ある業者の買取相場を確認すると、天皇陛下御在位20年記念 1万円金貨は6万5千円、2005年日本国際博覧会記念 1万円金貨は5万円とされています。
また、参考に銀貨の買取例もあったのでご紹介しておきましょう。まず、第67回国際通貨基金世界銀行グループ年次総会記念 千円銀貨は6千円での買取です。金製品の相場と銀製品の相場は大きく違うので、こういった金貨やメダルなどでも差が出ます。
ご自宅で使わない、要らないという金やプラチナのコインはまず買取業界に連絡して買取可能が確認すること、そして相場に照らし合わせて見ることです。