ダミエ・ラインはモノグラム・ラインよりも早くに登場したラインとして有名です。正式名称はダミエ・エベヌ・ラインです。ダミエにはダミエ・グラフィット、ダミエ・アズールという他のラインもありますが、ここではダミエ・エベヌを紹介いたします。

ダミエ・ラインの買取価格の相場

前述しましたが、ダミエ・ラインの人気が高く、中古市場でも需要が高い品となっています。ルイ・ヴィトンを扱っている店舗は常に買取強化をしているので、高額買取が狙いやすいラインです。モノグラム・ラインにも負けず劣らず買取の値段が下がりにくいことでも知られています。

買取の大体の相場としては新品で定価の65~70%、中古・良品で40~45%前後の価格で取引されます。それ以下の判定になると、10~30%の買取相場になります。ただ、本体の状態や人気商品、廃盤商品となってしまった品などは一概には言えません。

高く売れる・人気のあるシリーズ

アルマ

アルマは他ラインでも人気のあるシリーズですが、ダミエのものは特に人気があります。サイズは小さい方からBB、PM、MMとあり、PMモデルが一番人気です。新品同様の買取相場は全共通の70%前後となっていて、良品の状態だと、30~45%の買取価格です。アルマBBモデルには唯一ショルダーベルトが付属しており、これを紛失すると査定額が下がるので注意しましょう。

ネヴァーフル

ネヴァーフルはルイ・ヴィトンのアイコンバッグとして有名です。サイズは小さい方からPM、MM、GMとあり、MMモデルが特に人気があります。買取相場は全モデル共通で5,000~80,000円前後の価格で取引されています。

スピーディ

スピーディはボストンバッグのような形のバッグです。スピーディとスピーディ・バンドリエールがあり、違いはショルダーバッグがついているか否かです。そのため女性からの評価が高く、人気の品となっています。買取価格はバンドリエールがやや高めの相場になる傾向にあります。サイズは小さい方から25、30、35、40というラインナップです。25モデルと35モデルに人気が集中していて、買取募集の広告をよく見かけます。

ジッピーウォレット

お財布の中でも特に人気が高いのがジッピーウォレットです。ラウンドファスナー型の財布で根強く人気があります。中古市場では需要が高く、品薄の状態なので高額買取されやすい傾向にあります。

買取相場は中古・良品の状態で5,000~30,000円前後で取引されています。

ダミエの特徴

ダミエは日本の市松模様にインスパイアされ、考え出されたと言われています。ダミエは偽装問題に悩まされ、製造中止されてしまったのです。しかし、1996年に復活を遂げ再び人気に火がついたのです。

耐久性や防水性に優れていて長年使用できるのが特徴です。モノグラムは女性の方に人気が高いイメージがありますが、ダミエは女性、男性ともに人気のラインとなっています。