着物を売った経緯
売却したのは、祖母の代から我が家にある大量の着物達です。まんがく屋さんという業者に依頼して、関東エリアは出張買取の費用が無料とのことでしたので、荷物を運ぶのは大変ですし出張で来て頂きました。
今回着物を売ってしまった理由なのですが、祖母も母も亡くなり私の手元に来たものの着物は着ないですし、一部を残して処分することになりました。とはいっても祖母は着物を集めるのが大好きでしたから、そう簡単に捨てることは出来ません。
母もまた着物好きだったのですがデパートで高級品を買っているのを知っていますし、そんな品物をそう簡単には捨てられないということで買取して頂くことにしました。
いくらで売れた?
買取の金額なのですが、正直驚いたことに300万円を突破していました。正確には覚えていませんが、300万円以上という金額が出たことであまりにびっくりしてしまったのは驚いています。
祖母と母のコレクションを合わせると300着以上の着物があります。今回お願いしたのはその中でもほんの一部であり、そこに証紙や小さな小物などを足してその金額ですから全部売却したらものすごい金額になるんだろうと思っています。ただ、祖母と母が愛したものですからむやみに全て売ってしまうのではなく、リメイクや他の利用方法も検討したりしています。
まんがく屋の評価
業者さんですが、想像以上に年配の方だったので驚きました。ただ見て頂く品物が着物ですから、若いスタッフさんよりずっと安心できます。
お話を聞いてみると、ずっと和装の業界にいるのだとおっしゃっていました。本当に詳しいですし、良い品物だと褒めて頂いてやはり嬉しいですね。保存状態もとても良かったそうで、それだけ祖母と母が大切にしていた品物なんだなと改めて実感することが出来ました。
本当に品の良い方で、何だか話していてこちらの背筋がピンと伸びてしまうような感じがしました。
まんがく屋さんでは玄関先での査定も可能なのですが、量もありますし何より狭くては大変だろうと和室の方でお願いしました。見ていて所作がとても綺麗でしたし、失礼ですが買取業者さんとは思えないですね。でも、着物はやはり見る目が必要になります。骨董品みたいな一面もあるわけですし、こういうスタッフさんがいてくれるととても助かりますね。
査定中は厳しい目でしっかり見て頂いたのですが、ところどころ褒めて下さって良い雰囲気のまま査定は終了しました。そして、金額に同意出来たらサインを押してお金をもらって終了です。証紙のある物が結構多かったので、保存についてなど改めてアドバイスを下さったりと本当に良い方でした。