あなたがもし古銭を発見したらどうしますか?「実家の古い物置の整理をしていたら…」「遺品整理で…」など様々な場面で、見たことがないような古いお金が見つかることはあるでしょう。
このままでは使えないですし、そのまま捨てる訳にもいかずどうしたらいいか分かりませんよね。(大切な形見であるケースなどは除く)
ここでは発見した昔のお金を売りたい・手放したいと思った時などに可能な古銭処分の方法をいくつかまとめました。
オークション
まずメリットとしては…家で出来る・最低金額が設定できる・市場価格などからの判断ではなく落札者の主観による高額買取が期待できるなどが挙げられますが、なんといっても最後の落札者の思い入れなどによって金額がぐっと上がることがあるのはオークションの最大の強みと言えます。
デメリットとしては、普段からオークションに慣れていないと手間がかかりますし、(写真撮影・説明文の入力など)個人通しのやり取りになるため金銭トラブルが起こる可能性もあります。また、古銭に関する知識が少しは無いと損をすることもあるでしょう。(本当はもっと高値で売れた物を安値で落札される…etc)
金券ショップ
メリットはお店が近くにあればその場で査定から現金化が可能であり簡単且つ早いこと。
デメリットとしては、金券ショップは取り扱い商品も多いため古銭やコイン専門の査定士がいなかった場合などは深い専門知識が無く、査定額に不安が残ることもあります。
古銭買取専門業者
メリットとしては、専門業者のため知識が豊富で査定に信頼感があり、さらには出張や店頭・宅配など査定を受ける際の方法が多いのも魅力的です。
一方で、店舗数などが少ない為ネットを通してのやり取りが主流であるのは年配の方などにとってのデメリットと言えるでしょう。
銀行で交換
戦後の発行であれば普通通貨として額面での入金・両替が可能です。(ATMでも!)状態などが悪く査定に出してもあまり期待できない際などは、確実に額面での換金が可能ですから損はしません。
デメリットとしては、入金は無料ですが両替の際には手数料が発生することや、戦前発行の1円以外の紙幣や「銭」のものは買取不可であるなど、現金化出来る種類が限られてくることが挙げられます。
寄付
外国コインや紙幣などはそのままユニセフなどの募金箱に入れるだけなので簡単ですし、NPOや医療団体が行っていることも多く、社会に貢献出来る方法の1つです。
ただ、もし手持ちのものが価値のある古銭やコインであった場合、状態によっては額面以上での売却が可能ですから、もし「寄付したい」と考えるなら1度査定して貰ってから募金するという形の方が少しでも損が減らせて良いかもしれません。