気に入って購入したブランド品だからこそ使用頻度が高いため、保存用の箱や一緒に入れていた保証書も知らないうちに捨ててしまった、なんてことはよくあります。

いざ売ろうと見直すとバッグの角がボロボロになってしまっていたということも。くたびれたブランド品を買い取ってくれるのかどうか悩むかもしれません。

確かに、高額での買取は少し難しいでしょう。しかしあきらめることはないのです。捨ててしまって0円よりも、買取をしてもらって500円のほうが絶対にお得です。

保証書の紛失や傷がある場合など、パターン別に紹介していきたいと思います。

保証書や箱などがないブランド品の買取事情

保証書やギャランティカードを紛失しまっていても、買取はしてくれます。

持ち込まれた商品が買い取れるかどうかを査定するので、心配はいりません。箱を紛失してしまった場合も同様です。ベルトやチャームといった付属品がなくてもその分を考慮された金額を提示してくれる業者がほとんどです。

まともな業者であれば、その商品の持っているブランドの支持率、人気のある色や形かどうか、商品の状態をきちんと鑑定をしてくれます

汚れや傷があるブランド品の買取事情

多少の汚れがある場合は自分でお手入れできますが、自力では落とせない汚れや傷、ましてや角がボロボロの状態はお手上げでしょう。

しかし、査定に出すまでは売れないと判断してはいけません

上記でも説明しましたが、ブランドの支持率や人気のある色や形などの場合は、多少の傷や汚れでも中古市場では需要が確実にあるからです。中古市場は奥行きが広く日本国内のみならず中国や発展途上国にも展開しているという背景もあります。

店が買取をする理由は買取した商品を売るためです。売れる可能性がある限り、買取はしてくれる可能性があります。また、その店独自の修繕ノウハウが存在していて、自分ではお手上げな傷や汚れでも多少見目良くすることができるのです。

動かないブランド時計、保証書や付属品がない時計の買取事情

電池交換しても動かず完全に壊れてしまっている時計、保証書や箱、付属品などを紛失してしまっていても望みを捨ててはいけません

なぜならば時計を分解して、部品としての活用もできるからです。ブランド時計の場合、中古屋などでベルト付属品単体、箱単体でも売られているのをよく見かけますし、すべてにおいて価値が見いだされる可能性があります。

ノーブランドの時計とは大きく違う点はやはりそのブランドの支持率によるものでしょう。話の趣旨としてはズレますが、時計の箱単体でもブランド品ならば買取の可能性が残っています

そして保証書を持参したとしても期限切れの場合、効力は半減します。品質や正規品であることは証明できますが、期限切れの場合文字通り保証を受けることができないからです。

イニシャルサービスを受けたルイ・ヴィトンの買取事情

ルイ・ヴィトンではイニシャルサービスを受けることができるのをご存知かと思います。バッグや財布、トランクやネームタグなどにペインティングやホットスタンピング(焼き印)を施すことができるサービスのことです。

「このサービスを受けたことにより買取をしてくれない」なんてことはありません。多少査定額は落ちるといわれますが、そんなにガチガチになることはないでしょう。

いずれ同じイニシャルの人のもとに渡ればいいな、ぐらい気軽にかまえていてください。繰り返しますが、その商品の状態や人気がある色や形などを鑑定するのが大きな理由です。

買い取ってもらえるか不安なときは

冒頭にも記述しましたがあきらめずに一度査定に出してみることです。もし不安ならば事前に何件か電話での問い合わせをしてみると良いでしょう。

その場合の問合せ内容としては、

  • 何年前に購入した、または製造された商品かを伝える
  • ブランド名、その商品の種類(例えばトートバッグ、ミニバッグなど)、色や形を伝える。
  • どこの部分に汚れ・傷があるか、または保証書や付属品がないなど具体的に伝える。

上記について伝えれば、買い取ってもらえるのかという点や概算の査定額教えてもらえる場合もあります。

ブランド品の買取に通じますが、一店舗のみの問合せではなく、複数店舗当たってみるのが良いでしょう。今、無料査定の店はたくさんあります。思った以上の値段が付いたら儲けものです。できる限りのことをして残念な結果になったとしても元々捨ててしまうもの、と割り切りましょう。

まとめ

ブランド品を購入したのは、その商品が良い商品だからです。そういったブランドの品は多くの愛好家たちによって支持され購入されているのです。貴方もそのうちの一人でしょう。

ある程度の傷や汚れが目立ったとしてもブランドの持つ力は変わりません。多くの支持を受けている品物を捨ててしまうよりも、有効な活用方法を見出したほうが素晴らしいことではないでしょうか。