カップ&ソーサーの買取事情

カップは陶磁製の取っ手が付いた器のことで、ソーサーはカップを置く受け皿のことです。通常この二つはセットとして取り扱われ、コーヒー用と紅茶用と種類に分かれています。簡単な見分け方としては間口が広く薄いカップが紅茶用、筒形で厚いカップがコーヒー用です。1客や2客セット、5客セットで販売されているのを多く見受けられます。

買取価格の相場は100~5,000円前後の価格です。中には20,000円近くになる品もありますが、全体を通すとそれほど高額な価格になる訳ではありません。実を言うと5客セットでも2客セットでも単品でも買取金額はそれほど変わりません。ブランドとカップ&ソーサーの状態で5客セットのものより2客セットのほうに高値が付く場合もあります。

買取実績のあったブランドを紹介していきます。HERMES(エルメス)は6客セットで17,000円と高額の買取価格でした。Richard Ginori(リチャードジノリ)やNoritake(ノリタケ) 、WEDG WOOD(ウェッジウッド)は磁器のブランドとして有名です。中には2客で18,000円の買取価格になるものもありました。その他にGuy Laroche(ギラロッシュ)やGIVENCHY(ジバンシー)、BARNEYSNEWYORK(バーニーズ) Villeroy&Boch(ビレロイ&ボッホ)などに実績がありました。

買取のコツ

ここで注意点があります。欠けたものや割れてしまっているものは買取してもらえる可能性は限りなく低いことを覚えていてください。絵柄などが薄くなっているなどは、その店の判断に任せるしかありません。なるべく購入した時の状態が一番望ましいとはされてはいますがそれが難しいのならば、一番きれいな状態で持ち込みましょう。

セットでそろわなかった場合

カップが割れてしまった、またはソーサーが割れてしまったなどが理由で使用しなくなり買取にだしたいということは多く見受けられます。しかしそんな状態で買取をしてくれるか不安に思うことでしょう。結論としては、買取はしてくれます。ただし、店によっては対応が異なってくるので査定する前に問い合わせてみましょう。

カップ&ソーサーの高額買取品について

カップ&ソーサーの高額の買取品はその品が一点物だったり、すでに製造されていない廃盤になっている品や何かの記念品として限定的に製造された品です。つまり希少価値の高い品なのです。特に磁器にはアンティーク品も存在します。古い品だからと侮ってはいけないこともあるのです。そのため、安易にリサイクルショップなどに査定には出さず、本来の価値を判断できる店に査定を頼んだほうが良いでしょう。