シルバーの買取相場

金やプラチナの相場が上がっているということが、日々話題となっていますが、貴金属として我々に深く馴染みがあるとしたらシルバーでしょう。

アクセサリーはもちろん、工業製品、生活用品など身近にシルバー素材が使われており、意識をせずとも必ず見ているはずです。さて、そんなシルバーですが、金やプラチナと同様に買取相場が存在します。

銀の相場も年々推移しており、高くなった時に買取を行えば高価買取が狙えます。ここでは、シルバーの相場の過去から現在、これからの推移などをレートを参考に解説していきます。

現在のシルバーの相場

現在のシルバーの相場は、純銀で1gあたり63円となっています。金やプラチナは数千円となるのに比べ、銀はやや低めの相場となっています。需要と供給の関係などもあるので、銀はこの相場で大きく変化はありません。

2016年では平均的に60円を下回ることは無く、70円を上回る日も出ていません。推移としては安定的な相場を維持しているということになります。

過去から現在のシルバー相場

シルバーの相場ここ近頃では安定的ですが、年次で見ていくとやや動きが激しいのが特徴です。1973年には平均相場が24円だったのですが、翌年の1974年には49円という値をつけています。

そこから数年は40円台後半で推移していますが、1979年には80円台をつけ、翌年の1980年には168円と高騰しています。しかしながら、翌年は80円台に戻り、70円、60円と相場を下げています。

1983年には96円と100円台に接近しますが、1986年には30円、20円台と急落が続きます。1995年には年の平均相場がグラム17.11となっており、ここ数十年で最低相場をつけています。

しかし、2006年頃より相場が盛り返しており、40円、50円と平均値が復活します。2011年には銀の相場が90円台を平均で超えるなど大きな高騰がありましたが、その後、80円、70円、現在の60円台に落ち着いてます。

社会的な大きなことがあった年には大きく相場を上げていることが分かります。

買取店での相場

銀製品の買取店の相場は、各店舗チャートを基に独自のものをつけています。とある業者の場合は純銀であるSV1000を1gで47円という価格をつけています。そして、SV925には42円です。

社会的、経済的に大きなイベントが起こった時は、シルバーに限らず金、プラチナの相場レートにも大きな変化が訪れます。現在の経済状況を見ながら、相場を確認し続けてください。