金やプラチナを買取に出した経験がある方も多いでしょう。今から、という方もいると思いますが、やはり金やプラチナを高価買取してもらえると嬉しいものです。

恐らく、殆どの方が金やプラチナを買取に出してから、その買取金額のことだけを考えて生きていくことだと思います。

しかし、中には「あの金、プラチナはどこへ行くのか?」と疑問に思っている方もいると思います。ここでは、金やプラチナが買取された後どこへ行くのかをお話します。ぜひ、参考までに覚えておきましょう。

販売する

一番多いのが、アクセサリーだったりした場合はそのまま販売するということです。2万円で買取を行った金のリングがあるとすれば、恐らくその数倍の価格で店頭で販売することでしょう。

メンテナンスなどをしっかりした後、販売できる状態で店頭に並べます。販売店が併設されている買取専門店などに行けばそれらは容易に想像できます。

ただし、なかには海外の買取業者へと売るような場所もあります。金やプラチナの需要が高い国であれば、より高く買取をしてもらえます。買取店が、買取店へと売るわけです。

純金にできる

10金や18金という割金が施されたアクセサリーが多くあります。プラチナも完全に100%プラチナではなく、PT900などが多く出回っています。

実は、買取店の多くは精製して金とプラチナ以外の部分を取り除くことが可能なのです。そのため、純金やプラチナが手に入れられれば別のアクセサリーを作ったり、インゴッドとして使うことができるのです。

結果的に買取店がそういったことで潤うシステムが構築されていれば、高価買取をしてくれるという構図が出来上がるのです。

工業用へまわされる

前述したような方法で多く買い取り業者は金やプラチナを買取した後、ある意味で再利用しています。

ただし、インゴッドを作ったり、アクセサリーを作ったり、店頭販売ばかりではありません。店頭販売だと売れない可能性もありますし、値引きをしたら赤字です。また、インゴッドを作るにもアクセサリーを作るにもそこそこの量の金が必要です。

そのためか、金やプラチナのような貴金属は、医療関係や自動車関係の部品として出回ることも多いのです。

元々、プラチナだったり金などは、アクセサリー目的だけのために愛されている貴金属ではありません。工業用などにも使える機能的な貴金属ですので、買取店もこういった場所へ流すことも多いのです。ぜひ、この流れを覚えておきましょう。