金やプラチナというとアクセサリーを思い浮かべる方が殆どだと思います。当然ながら、我々が普段目にする金やプラチナなどの多くはアクセサリーとして加工されています。しかし、ここで注目したいのが歯です。

金やプラチナという貴金属はその強度などからも金歯などの歯科医療用の器具にも使われているのです。しかし、金やプラチナの歯を買取などできるのでしょうか。ここでは、金やプラチナの歯の買取についてを解説しましょう。

買取は可能

医療関係の買取専門もありますが、金やプラチナなどを専門に買取している業者でも歯を買取してくます。金歯であったり金パラと呼ばれる銀歯なども買取対象となっている業者があるので、あらかじめ探して相談してみると良いでしょう。

当然、アクセサリーに比べれば含有量などは少ないですが、買取業者とすれば金やプラチナは加工が可能ですので買取したいわけです。

普段使いしているものですので、傷がついていたり、汚れていたり、歯がついたままでも買取が可能です。ぜひ、相談してみましょう。

どのように価格がつくのか

では、一体こういった金やプラチナの歯はどういったように価格がつけられるのでしょうか。基本的にはその日の金やプラチナの相場に照らし合わせて買取価格が決まります。

例えば、K24の場合はとある業者で4500円の相場ですので、これとg数をかけた価格が査定額としてあらわれます。ただし、歯科用に作られたものであっても、K10などの金歯も存在するのでそれらを確認すべきです。

歯は相場と重量によるものが絶対

金やプラチナの買取専門店の場合、金やプラチナといった貴金属をメインに買取することが分かります。しかし、逆を捉えてみると歯の場合はそれ以外の部分は全て査定対象にはならない、ということなのです。

K18の歯科用金属が使われた歯を持ち込んだ場合、K18分の価格しか査定されます。とある業者では、K18が3460円となっているので、もし3gの歯科用金属が含まれた歯であれば10380円という査定価格となるのです。普通の買取業者の場合ですが、歯のパーツなどを買取することはありません。

そのため、プラチナや金など意外は廃棄となりますので歯の価格はつかないことを覚えておきましょう。このことからも、金やプラチナを高価買取したいのであれば、まずは手数料などがかからない場所、買取相場が高いところを探し出すのが良いのではないでしょうか。