使わなくなった、古くなったから買い替えたい、などさまざまな理由で仏壇を手放したい方は多くいます。しかし、仏壇自体を買取できるのか分からないという方がほとんどでしょう。

実は、金やプラチナなど、そういった貴金属が使われている仏壇の場合は価値があるので廃棄してしまうのはもったいないのです。ここでは、金やプラチナの仏壇の買取について紹介します。

貴金属が使われているなら注意

まず、普通の買取店に仏壇を持ち込んでも全部を買取してくれることは稀です。多くの場合は普通のリサイクルショップに相談したり、不要品回収業者などに自宅に来てもらい処分をしています。

仏壇を中古で購入される方が少ないためか、仏壇自体の買取でも1000円〜程度の価格にしかならなかったり、逆にお金がかかることもあります。どうにか処分したくて、お金を払ってまで処分を検討する方が多いのです。

しかし、金やプラチナなどが使われているものがあれば、こういたリサイクルショップに出してしまうのはやめましょう。こういった仏具があった場合は、金やプラチナの買取を専門としている業者を使うべきです。

仏具買取もできる店鋪

金やプラチナを使った仏具は多くあります。そのため、金買取専門店では仏具にも詳しい鑑定士を揃えている場合があります。

とある店鋪の仏壇や仏具の買取例ですが、おりんは18Kが使用されており、K!8の相場が3400円で重量が10gだったので3万4千円となります。

また、仏像などは特に金が使われているものがあるため、K24の4400円という相場と合わせて15万円程度の金額で買取されています。

その他、線香差し・蝋燭立てや仏飯器など、意外にも仏壇廻りの仏具には金製品があるものです。仏壇を丸ごとリサイクルショップに出してしまうのはもったいないですので、まずパーツを分けて金製品は金買取業者を利用すると良いでしょう。

仏壇の買取は分ける

仏壇自体が金、プラチナという場合は金買取専門店に鑑定してもらうと良いでしょう。しかし、仏壇自体は通常の木材であれば、仏壇自体は仏壇が専門の買取業者、金製品が使われているような仏具は金買取専門店と使い分けることが必要です。

また、K24が現在は4500円前後ですが、これは毎日変わるので相場が高い頃合いを狙って持ち込むこともお勧めします。ぜひ、金やプラチナの買取を損無く成功させてみましょう。