金やプラチナを買取してもらうのであれば、高く買取をしてほしいところです。専門店に買取をお願いすれば高額な買取となると言われていますが、それは基本の基本です。
実は、査定額が提示したあとに査定額を上げてもらえる可能性があります。
つまり、金とプラチナの買取に関して買取値段を上げてほしいと交渉するということです。
これにはテクニックが必要ですので、無闇に価格を上げてほしいと言うだけではいけません。ここでは、金とプラチナの買取に関しての交渉術を紹介します。ぜひ、覚えておきましょう。
売り渋ってみる
金やプラチナを高価買取してもらう交渉術としては、売り渋るということが大切です。売り渋るというと言い方が悪いですが、要するに「この価格だとちょっと難しい、他へ持って行く」と商談するということです。
実は買取業者が一番欲しいアイテムは最新のブランドバッグや服ではありません。金やプラチナ、宝石や貴金属です。
その理由なのですが、金融不安が叫ばれる昨今、こういった宝石系は価値が下がりにくいからです。さらに、デザインは古くなりますが金やプラチナ自体は古くなりません。価格が一定なわけです。
とある買取業者では売り渋るだけで価格の1割程度上げる所があります。10万円だった場合、11万円になるのですから交渉しないのはもったいないのです。
多店鋪の見積書を見せる
また、売り渋るだけでは無く多店鋪での見積もり書を持ち込むのもひとつの手段です。
たとえば、10gくらいのプラチナのアクセサリーを持ち込んだとしましょう。4万円程度の価格がついた時、他の店鋪で見積もりをもらったら5万円と言われたと証拠を見せるのです。
もちろん、口頭だけでも十分かもしれませんが買取店にはさまざまなお客が来ます。鑑定士もこちらを揺さぶってきているということが分かっていますので、嘘を直ぐに見抜きます。10gのプラチナを別の店鋪に持ち込んだら7万円で買取すると言われた、と言っても「それはあり得ない」と一蹴されます。そのため、見積書が必要なのです。
先述しましたが、やはり買取店としたら金やプラチナは喉から手が出るほどに欲しい商品です。必ず、この交渉には乗ってきます
無理をしない程度にしよう
金やプラチナを高価買取するためには、交渉は絶対に大切です。しかし、いつまでも粘り続けるのも問題です。
ご自分の中での妥協点を決めておかないと、結局相手へ攻撃を仕掛けすぎて上がるものも上がらないかもしれません。上手に交渉してください。