現金の相場価値が揺らぐ今の経済環境の中、価値が大きく変化しないと言われている金の相場には常に注目が集まっています。

買取業者の場合、特に金の価値に重きを置いている場所が多いので、今では高価買取となることが予想されています。金の買取価格を決めるのは金の比重であったり、ブランド価値、デザイン性などと言われていますが、基本的には重量が全てです。

金が1%しか入っていない超高級ブランドの指輪より、ノーブランドの10g金が含有している指輪の方が高額になる可能性は大きいのです。

さて、ここでは金でありながら刻印がされていない金商品の場合の買取相場がどうなるのかを確認します。ご自分で買取に出す場合、刻印が無いと不安でしょう。早速、解説していきます。

刻印は目安となるだけ

ご自身で金製品をお持ちの方は、くまなくその製品を見てみてください。そこには、24kとか18kなど、表記自体は違いがあれど数字が刻まれているかもしれません。それは、その商品に対して金の割合を示している刻印です。

まともな業者であれば刻印自体に嘘を掘らないので、本物としての信頼性は高いでしょう。

偽物の場合はこういった刻印が無く、メッキの可能性もあります。しかし、買取業者にとってみれば刻印はただの目安であり、有る無しはそこまで関係無いようです。その理由を次に解説します。

金の含有量は計れます

例えば、インゴットの500g以上における1gあたりの金の買取相場ですが、とある業者では4,688円とされています。

これは、インゴットですので24金であり、純金であると判断された場合です。デザインは関係ありません。

あり得ませんが、星形の純金のインゴットがあったとしょても4,688円の相場に変動は一切ありません。変わるとしたら、その業者がデザイン性を買取に加えるかの否かです。

つまり、ここに刻印が24と合っても無くても、金であれば買取相場は4,688円となるのです

金の専門買取業者は金の重量を計る技能は確実に持っています。業者が欲しいのは、金そのものです。そのため、そこに刻印が合っても無くても良いのです。

信頼できる業者選びが全て

ちゃんとした金買取専門業者であれば、本来は10万円買取可能な刻印無しの金製品を無理に買取査定を下げません。

しっかりと、金の含有量を調べます。金の買取専門業者で刻印無しを気にする場合は、アクセサリーとして、その商品として、金では無い付加価値として転売したい場合です。

金自体を純粋に買取する、という買取業者であれば刻印の有無で買取相場は変わらないことを覚えておきましょう。