ブランド品を査定・買取してもらうときには相場を知っておくと、より良い取引ができるでしょう。

ここでは、ブランド品の種類ごとの買取価格相場をまとめました。

ブランド品の状態による買取価格の変化

種類ごとの買取価格相場の前に、品物の状態によっても変動してくるので最初に状態について解説します。

多くの買取業者は4パターンの基準で判断を行っています。

新品

一番良い状態の基準なのがもちろん未使用品である「新品」です。

新品同様

次に「新品同様」という基準です。こちらは例えば展示品など、全くの未使用品とは言い難い品物に対してつけられます。

中古良品

3パターン目が中古良品です。こちらは使用頻度が少なく、型くずれなどがない状態のことです。

中古品

最後に一番下の基準が「中古品」です。こちらは通常に利用していて、細かな擦り傷や日焼けなどが見受けられる状態のことです。

たいていの方は、この中古品に当てはまるのではないでしょうか。例を挙げていきますが、例外があることを忘れないでください。

ブランド品の種類ごとの買取価格相場

時計

ロレックスのデイトナは正規品の新品で162万円の販売価格となっています。こちらが中古品となると48万円前後で、新品状態でも100万円前後の相場です。

全体の買取価格の相場は元の値段の30~60%ぐらいで取引されることが多いです。一つ重要なこと付け足すならば時計は箱と保証書を持参したほうが良いでしょう。

アクセサリー

ルイ・ヴィトンのマルチカラーブレスレットは正規品の新品で4万5,000円の販売価格です。こちらは中古良品であっても元の値段の30%である2万円前後が買取相場となっています。

アクセサリーは流行に左右されがちなので、相場は変動しやすくなっていて元値の10~70%と極端です。

バッグ

シャネルのチェーンショルダーバッグですが正規品の新品で45万円の価格です。それが中古品になると元の値段の15%である6万7,500円前後が買取相場となっています。新品だと60%の、27万円前後です。

バッグはブランド品の中でも使用頻度の状態によって大きく変わってきます

食器

バカラグラスのベガという種類のワイングラスは元値が16,000円ですが、新品でも3,000円前後の買取相場になっています。

中古市場での需要があまりないことに関係しているのかもしれません。ただ、ブランド食器のアンティーク品は購入した時よりも高額で買取される例があるようです。

まとめ

時計やバッグ、アクセサリーなど、ブランド品を全体的に見ていくと元値の10~50%程度の買取金額が相場のようです。

大切に使ってきた品だからこそ元値に近い値段で買い取って欲しいと思うでしょうがこれが実態です。

ただ、これまで紹介してきた相場よりも低い値段での買取は確実に回避できるはずです。相場を知ることにより自分が損をしない取引をしましょう。