ブランド品を査定に出しても思ったような金額にならなかったことはありませんか？
実は買取業者によって買取金額は大きく異なることがあり、高く売るために一番大事なのは業者選びなのです。
ここでは、基本であるブランド品の売却方法から業者の選び方について解説します。
ブランド品の売却の方法は３種類
売却の方法は店頭、宅配、出張の３つの方法があります。それぞれ短所長所がありますので比較してみましょう。
店頭持ち込み
店頭は自分が店に品を持ち込んで査定してもらい、提示された金額に納得し買取が成立すれば、その場でお金が支払われます。
査定の説明を細かく聞けるのが一番のメリットです。即金ですので急いでいるときなど、非常に便利です。デメリットは不成立の場合持って帰るなど、品数が多いときに大変なことでしょう。
宅配買取
宅配は品物を文字通り宅配でやり取りする方法です。買取業者に品物を送ると査定してくれます。査定額のやり取りはメール等ですることが多くなっています。そこで提示された金額に納得し成立すれば後日、指定した口座にお金が振り込まれます。不成立の場合は品物が送り返されてきます。
この宅配のやり取りに関して送料は買取業者が負担し、自分にはコストがかからないところがメリットでしょう。また、品物数が多くても宅配業者に集荷してもらえますし、段ボール箱等の梱包材も依頼すれば集荷するときに持ってきてくれます。
デメリットとしては時間がかかることです。送付して査定し、買取成立後振り込みとなると多少時間がかかることを覚悟しておいたほうがよいでしょう。業者によって時間のかかり具合が異なるので一概には言えませんが、宅配の場合は時間に余裕を持ったほうがよさそうです。
出張買取
出張は査定員が自宅を訪問し、品物を査定、買取をしてくれます。家を空けられない理由があったり、品数が多い時にはメリットが大きいです。品物の額が特段に高くなければ店頭と同様に即金で支払われます。
デメリットは店側とのスケジュール調整に時間がかかる場合です。宅配同様多少の時間の余裕を持ったほうがよさそうです。
ブランド品を高く売れる業者と安く買い取る業者
有名な買取業者が良いとは限らない
今やブランド品買取の店はテレビCMや新聞の折り込みチラシなどで広告し、一度は見かけたことがあるはずです。しかし、誰からも知られている店が高額で買取をしてくれるとは限りません。
知名度を上げるために広告費に経費がかかり、かかった経費を回収しなければならないため買取価格に支障をきたし、低めの査定額を提示される可能性があるからです。
大手チェーンも人件費を抑えるために査定をアルバイトに委ねていることが多いです。査定の内容がマニュアル化により価値を見抜けず、本来の査定額より低くなる可能性も・・・。
そのため、場合によっては大手よりも中堅どころで査定員がいるところが良いこともあります。
買取店の得意分野と不得意分野
店の得意分野、不得意分野もあります。
例えば、ルイ・ヴィトンのバッグを多く取り扱い、それに力を入れていきたい店に、シャネルのドレスを持ち込んでも査定額は思わしくないでしょう。売っていきたいのはルイ・ヴィトンのバッグであり、シャネルのドレスではないのです。
見分け方としては店のHPを見たり、店舗であれば下見に行くなどがあります。
店頭買取なら都市部がおすすめ
店頭買取に限ってのことですが、地方のお店や郊外の店よりも都市部のお店がより高い買取をしてくれる可能性が高くなります。
都市部の店は店舗数が多く、価格の競争や比較もしやすいですし、数をこなしているので相場を知っている査定員が多く在籍しているのです。地方の店や郊外の店は都市部よりも確実に人数が少ないため、一人当たりの客の買取の単価が低くなる可能性があります。
リサイクルショップでブランド品を売るのはどうなの？
ブランド品買取と提示してあってもリサイクルショップはあまりお勧めしません。
ブランド品に対して目が肥えてない場合が多くあり、価値を見出だしてくれないことがあるからです。
失敗しない！ブランド品買取業者の選び方
業者に問い合わせしてみる
高く売れる買取業者の特徴を見てきましたが、一番単純な見分け方は電話で問い合わせることです。店頭買取・宅配買取・出張買取どの形態であっても問合せることはできます。
問合せを複数件行えば、店の雰囲気や店員の対応の良さ、売りたい品物の価格相場を知ることができます。
ただし、提示される金額はあくまで概算なのでそれを頭に留めておきましょう。同じブランド、同じ型の青いバッグといっても「通常色の青色」と「１４年の夏期限定青色」とは価値が全く違ってきます。実際見れば一目瞭然な点も電話では伝わりにくいことを重ねて注意しておきます。
できるだけ正確な情報を得るために、品物の状態を詳しく伝えましょう。
鞄だとしたら持ち手に少し汚れがある、時計ならばブレス部分に１ミリ程度の傷がある、財布ならばチャックのチャームが少し汚れているなどです。次に何年頃の商品で、いつ頃購入したかの時期です。そしてブランド名、商品名、型番を伝えます。不明の場合は形や色を詳しく説明してください。
対応が良く、査定額に納得ができ、自分の時間に見合った店を選ぶことができるでしょう。
試しに査定だけしてもらう
問い合わせするのも面倒だったり、電話対応が嫌な方は気になる買取業者で試しに査定してもらいましょう。
査定額に納得いかない場合は店頭でなら持ち帰れば良いですし、出張買取なら売却を断れば良いだけです。宅配買取業者であっても基本的に無料で返却してくれます。
複数業者を比較する場合は時間がかかりますが、時間が多少かかっても1円でも高く売りたいという方はこの方法もおすすめです。
まとめ
いかがだったでしょうか？業者選びに迷ったら、まずは気になる業者に問い合わせをしてみたり、査定をしてもらいましょう。
どうしても店頭で査定してもらいたい場合をのぞき、問い合わせや査定の対応が早いのは宅配買取業者なのでまずは宅配買取業者を使ってみるのがおすすめです。
