近年、金融不安などからも金やプラチナといった貴金属の相場が上昇傾向にあります。当然、そういった背景があるからこそ、買取業者の多くは金やプラチナを積極的に買取してくれますし高額な査定額もつけてくれます。
つまり、金やプラチナの買取は今がチャンスなのです。さて、金やプラチナの買取ですが、万年筆やペン先にも使われており、そこは買取が可能です。ここでは、ペン先や万年筆の買取についてを紹介します。
万年筆やペン先の買取部分
万年筆も数多くのブランドが出していますし、中には高級ブランドとして世界的に有名なものもあります。ブランドの万年筆の買取に特化するのであれば、当然万年筆買取専門店が高価買取となるでしょう。
しかし、ペン先に金やプラチナが使われているのであれば、それだけを買取に出すことも可能です。ペン先のことをニブと呼びますが、このニブにはK18だったり、K24など、金製品が使われていることを示す刻印があるのです。
プラチナのパーツなども本体やニブに使われていたとしたら、それらは貴金属の買取対象となります。
ペン先の買取価格とは?
まず、ニブなどを買取している業者を見ると、買取例としてK18金のもので0.2gなので600円という価格で買取しています。他の業者の買取例を見てみると、K18金とK14金万年筆ペン先で合計が1.1gだったので3600円ほどで買取されています。
買取ができないと思っていたという方から見れば驚きの価格ではありますが、一体どのように買取価格が決まっているのでしょうか。
相場が大きく関係している
金やプラチナのパーツやペン先が万年筆に使われていた場合、その価格の割り出し方としてはその日の相場に対する重量となります。とある店鋪では、K18は1gあたり3384円と出されています。
プラチナの場合ですが、Py950で3281円です。もし、ペン先がK18であり0.5gだったとしたら、1677円が単純計算です。もちろん、その店鋪による付加価値のつく買取があったりすれば変わってきますが、重量が査定価格のメインを占めているのでこうなるわけです。
万年筆などのペン先はまずは鑑定へ
万年筆も使わなくなり、押し入れの奥にしまい込んだり捨ててしまっている方の少なくはないです。金やプラチナが使われていたら刻印がありますので、まずはペン先を確認してみましょう。
貴金属かもしれない、と思ったら鑑定に出してみましょう。思わぬ価格で買取されることでしょう。