駅の近くやイオンなどのショッピングモールなどでもよく目にする金券ショップですが、チケットやビール券などの商品券のイメージも強いですよね。
それらの金券ショップでも切手の買取を行っている店舗が多くありますので、そんな金券ショップを利用した時の切手買取についてご紹介します。
金券ショップでの切手買取事情
まず金券ショップで切手を買い取ってもらう際に確認しておきたいのはどんな方法があるのかという点。店頭での買取を実施している業者はもちろん多く、そちらへ行けばその場で査定支払いととてもスムーズです。
そしてそれ以外にも切手のような小物は「郵送」での査定を行っている金券ショップも多いのでチェックしておくと良いです。家のすぐ近くにショップがあればいいですが、そうどこにでもあるという訳ではないと思いますので(特に都市部から離れた場合)、わざわざ足を運ぶよりも効率的に取引できるでしょう。
しかし、この時気を付けたいポイントが「各店指定の郵送方法がある」「郵送料の有無」などです。
郵送方法
まず郵送方法ですが、これはただ査定して欲しい切手を送ればいいのではなく送る際の切手の状態などが細かく決められている事があります。
例えばバラの切手がたくさんあった場合、それらを指定のサイズの紙に金額ごと綺麗に張り付けたり(1枚の紙に切手○枚ずつなどの決まりがあることも。)種類ごとにビニールに入れて分けたりと、少し面倒と感じる方もいるかもしれません。加えてそれらが守られないと返送されることもあります。
郵送料
次に郵送料に関しては自己負担となる業者が多いようです。高額買取の場合(何十万円以上など)は無料となることもあるようですが、切手でその金額を買い取ってもらうには相当量を売るかもしくは高額のプレミア切手があった場合など稀ですから、基本的に送料はかかると思っておいた方が無難です。
換金率
最後に、気になる金券ショップにおける換金率ですが、こちらは店によっても変わりますから断言できませんが、だいたい切手の金額の50%~90%ほどが相場となります。
バラで50円以下の切手が最も安値で50%ほど、1000円の切手でシートであれば90%以上での換金が可能。(シートとは、切り離されずに切手の外枠ごと残っているもの)
金券ショップで切手を高く売るには
まず金券ショップではシートの切手が高額買取されやすい傾向にあるので、お手持ちの切手があれば出来るだけ切り離さずにいた方が賢明です。
また、上記でバラのものは指定の用紙に張るなど手間がかかると書きましたが、実はこのように台紙に張ることで安値になりがちなバラの切手も多少の金額アップが望めるのです。なぜ台紙に張るだけで査定額が上がるかというと、郵便物を切手払いする際(料金別納郵便を出す時など)にはこの台紙に「○○円分」と整理して張られた切手(台紙切手)が利用されることが多い為です。
料金後納郵便は企業などが多数の郵便物を出す際に使う事が多く、少しでも経費を下げようと金券ショップなどで額面よりもお得になっている台紙切手を利用するのです。そのため、バラのままよりもニーズが高まり査定額も上がるということでしょう。
おわりに
金券ショップは、店頭での買取はもちろんネットを通しての郵送査定など買取方法も多様で、各業者によって換金率を始め「売れるものと売れないもの」が違ったりと様々です。
もし近くに金券ショップがあれば、1度見てもらうと「この切手にこんなに価値があったんだ!」など何か新しい発見があるかもしれません。