記念切手の買取相場

記念切手の買取相場は普通切手に比べてやや低めと言えます。実用性のある普通切手は根本的に需要も高く相場も上がりますが、記念切手はその図柄などから使用しにくい場面もあり(仕事で使う時など)ニーズとして劣ってしまうのです。

具体的な金額としては切手の状態と額面の違いなどから分けられます。

  • シート:10枚・20枚・50枚と複数の切手が外枠付きで揃っているもの
  • 小型シート:上記以外の全てのシートのこと。例えば20世紀デザイン切手のような、切手1枚ずつの大きさや額面が違うものもこちらの扱いとなります。
  • バラ:切手が切り離されている状態のもの。外枠が少しだけ切れているなどの状態のものもバラとして扱われます

記念切手「シート」の買取相場

50円以上のシート(10面~100面)

換金率約~80%(50円未満も同じく~80%)

シート内合計が200円以上の小型シート

換金率約75%(100円以上200円未満は約70%・100円未満は~60%)

普通切手シートの換金率が約80%~90%ですから、それと比べるとやはり少し安めと言えます。

記念切手「バラ」の買取相場

バラはシートに比べて価格が安くなり、記念切手の場合のバラの相場は額面が50円以上の切手で約~60%ですが、普通切手のバラ50円以上でも65%なのでここではあまり大きな差はありません。

ただ50円以下になると~50%と普通切手の場合と10%近く換金価格が変わってきます。

記念切手で高く売れるもの

切手全般で言えるのが、昭和30年以前の発行で状態の良いものは高値(額面以上または同等の額)が付くとされています。例えば「月に雁」「見返り美人」「ビードロを吹く娘」「市川えび蔵」などはいずれも非常に人気の高い記念切手で、1955年(昭和30年)前後の発行。

また、高く売れる記念切手の条件としては、その絵柄の芸術性や年代、状態など様々ありますが、やはり発行枚数が重要と言えるでしょう。発行部数が少なければそれだけ持っている人が少ないということですから、希少価値が高まり換金する際に高額を付けます。

過去には20枚のみの発行で何千万円という超高額を付けた切手もあるほどこの希少性は切手買取において重視されているポイントなのです。

記念切手とは

文字通り、国民的行事などが行われた際にそれを記念して発行される切手。

普通郵便と違い発行枚数や販売場所などが決められていることが多く、その枚数が買取価格には大きく影響します。

有名な記念切手シリーズとして5つほど紹介します。

「東京オリンピック」「長野オリンピック」「国体記念」「切手趣味週間」「戦後50周年メモリアル」など、まさにその時々のイベントなどを記念して発行されたものがほとんどです。