ワールドカップ記念硬貨の買取価格相場
ワールドカップ記念硬貨の相場は額面程度またはそれを超える程度と言えます。
ワールドカップ記念硬貨は基本的に銀貨や金貨が多く、その時期の金や銀の相場に左右されるためハッキリ「○○円で売れます」とは言い切れません。
しかし、額面より下がることはまずないので、金などの相場に注意して買取に出す時期を見極めることが重要となるでしょう。
価値の高いワールドカップ記念硬貨と高く売る方法
FIFAワールドカップ2002記念硬貨
具体的に高価買取が望める種類ですが、平成14年に開催された「FIFAワールドカップ2002」の記念硬貨は日本(と韓国の共同)での開催ということもあり最も人気の高い種類と言えるでしょう。
額面は500円黄銅貨、1000円銀貨、10000円金貨の3種類で、いずれも額面以上の価値が付きます。特に「10000円金貨」に関しては買取価格も5万円~ほどと額面の5倍もの価格になるといいます。(他2種類は額面+200円ほどが相場)
また、日韓同時開催であったために韓国でも同様に「FIFAワールドカップ2002」の記念硬貨として1オンス(約30g)金貨が発行されており、こちらは日本で発行されたものよりも大きいため金の重量が増え高額になります。
もし、記念にということで韓国でも購入したものなどがあれば高額での買取が可能でしょう。2016年5月現在の相場で15万円前後の価格が付きます。
ケースに入った状態で売る
しかし、この「FIFAワールドカップ2002」の記念硬貨はまだ新しいですし希少性の高いものではありません。そのため、より買取価格を上げるならミントセットのようなしっかりケースに入ったままの状態がベストと言えます。(ミントセットとは:プラスチックのケースに入っており未使用品の証となるセットのこと)
オークションなどでは特に裸の状態でバラのものよりもセットでケースが付いたものは顕著に価格に差が出るでしょう。極端な例だと同じ500黄銅貨がバラの3枚セットの物が1800円、ケースに入った未使用品が3000円というように落札金額が異なるものもありました。
記念硬貨のお手入れ
このように、ワールドカップ記念硬貨に限らずこういった比較的新しい硬貨では「種類」というよりは「状態」が重要視されますからより注意が必要と言えます。
ですから、ここでさらに注意したいのがもし汚れなどがあっても硬貨を自分で綺麗にしようとしないということ。素人が手を加えて余計な傷が付き買取価格が下がるなんてことも多いので、保存状態には気を付けつつ査定に出す際はありのままの状態で見てもらうのが一番良いでしょう。
ワールドカップ記念硬貨の種類
ワールドカップ記念硬貨は、基本的にワールドカップが開催される度にその開催国で発行される記念品とも言えます。
一般的にはFIFAの開催するサッカーワールドカップのことを指し、開催されればその数分種類があるということ。前回2014年のブラジルでも発行されましたし、次回2018年のロシア大会でも発行されるでしょう。