ルイヴィトンマルチカラーの買取相場と高く売るコツ

マルチカラーの買取価格相場

まずマルチカラーラインの買取相場は、ルイヴィトンの他の人気ライン（モノグラムやダミエ）に比べて少し低めと言えます。

買取・中古市場においてはニーズの高いものほど高額になりやすいですから、マルチカラーの個性的なデザインが万人受けするとは言えないことが要因でしょう。

具体的にはマルチカラーの中で最もポピュラーとも言える「ジッピーウォレット」を始めとする小物が最も高くなりやすく、新品など状態の良い物であれば定価の約60～80％の価格が付きます。（オークションでの平均落札額は約10,000円前後～）

また他のラインでは人気の高いバッグですが、逆にマルチカラーの場合は比較的低い傾向にあり定価の～60％ほどが相場と言えそうです。

これは、先にも書いたようにマルチカラーの個性的なデザイン故に小物なら…と考える人が多いからでしょう。

次は具体的に高く売れる商品についてですが、まずマルチカラーラインのカラーはブラックが「ノワール」ホワイトは「ブロン」と2つに分けられます。

たとえ同じ状態でもブラックの方が汚れが目立たないなどの理由で高値を付ける可能性が高いので、「ノワール」は比較的高値になりやすいと言えます。

アイテム別に見てみると、やはりマルチカラーと言えば小物であり一番人気は財布。中でも上記でも書いたジッパータイプの「ジッピーウォレット」が最も人気が高く需要があります。

次にスナップ式の財布で「ポルトフォイユ・サラ」などのポルトフォイユシリーズもマルチカラー商品のランキングでは上位によく見られます。

また、これらの財布に続いてキーケース・カードケースなどが買取価格が期待できる小物と言えるでしょう。

最後に、定価に対する買取価格は良くて半額ほどとなりますがバッグにも値段の付きやすいものがあります。

マルチカラーの場合は、ハンドバッグやショルダーバッグでもとにかく小ぶりなタイプにニーズが集まるのでそれらは比較的高額が期待できるでしょう。具体的には「アルマ」や「トゥルーヴィル」などがポピュラー。

売るコツとしては、他のブランド品全般にも言えますがマルチカラーは特に女性に人気ということもあり中古市場でもプレゼントに選ばれることも多く「箱付きであること」や、バッグなら「（ストラップなど）付属品の揃ったもの」は特に買取業者などで積極的に取引されるでしょう。

こちらは日本人アーティストの村上隆と当時ブランドのディレクターであったデザイナーのマーク・ジェイコブスのコラボレーションで2003年から発売されており、主に女性から高い人気を誇るラインになります。

ルイヴィトン定番のモノグラム柄に33色もの色を使いカラフルにした可愛らしいデザインで、ホワイト・ブラックの2色展開。上記でも書いたように、小物に人気が集まっていて特にラウンドジップタイプの財布が最もポピュラーです。