ふるさと切手の買取相場

ふるさと切手の相場価格は、基本的に人気の高い状態の良いものでも額面通りの金額といったところです。

ふるさと切手は歴史も30年未満と浅いですし、高額になりやすい希少価値の高い種類というのも目立ってありません。しかし、収集家からの人気は高くあまり切手に詳しくない人でも「ふるさと切手は欲しい」と思わせる見た目の美しさがあります。

高額で売買するという目的よりも「欲しい人に譲りたい」といった気持ちで取引が行われている種類のため相場はそこまで上がりません。しかし、額面以上の価格となるプレミア切手と比べなければこの相場は業界内では悪くないと言えます。(状態の良いものに限ります。)

また、シートなのかバラなのかで換気率は大きく変わってきます。

ふるさと切手「シート」の買取相場

種類にもよりますが、シート1枚につき1000円ほどが相場と言えます。

ふるさと切手はシート内の枚数が各種類によって多種多様ですから、例えば全国の花が印刷されたシリーズなどは1枚のシートに47枚とかなり多くその枚数分金額も上がり、こういった種類のものは相場の価格内には収まらない高額となるでしょう。

ふるさと切手「バラ」の買取相場

状態が良く人気のもので額面通りほど。高額買取とされる普通切手であっても最高で90%ほどの換金率ですから、そこに匹敵すると言えるでしょう。(ふるさと切手の方が種類によって価格にはバラつきがあります。)

ふるさと切手で高く売れるもの

最近では芸能人や漫画家などの文化人がデザインしたものもあり、それらは切手ファンだけでなくデザインした人達のファンからの需要も増えるので人気です。人気の高いものはそのニーズに伴って高額で換金を行っている業者が多く、状態が良ければ換金価格としては期待できるでしょう。

さらに「ふるさとの花(全国47都道府県の花)」など見た目にも美しいシートは特に収集家だけでなくても人気が高いため、こちらもまた需要が高い種類の1つであり買取価格は高額が期待できます。ただこれらはまだ発行されて新しいですし希少性がある訳ではないので、特に保存状態に重点が置かれる傾向にありかなりの美品であることが要求されますのでご注意ください。

また、ふるさと切手の場合セットで切手帳(収集する人が切手を保存する為のもの)が付いているものも多くあり、その切手帳が付いたものはより高額になりやすいとされています。

ふるさと切手とは

日本各地の観光や特産物など、それぞれの土地を代表する物を図柄に採用した復興の意図が込められた切手。

元々は各地方での販売でしたが、郵便局が民営化されてからは基本的に全国の郵便局で買うことができるようになりました。

具体的には、「ふるさとの花(全国47都道府県の花)」「地方自治法施行60周年記念シリーズ」「旅の風景シリーズ」などが人気の種類。