航空切手の種類別で見る買取価格

航空機による輸送に使用された切手で、額面が航空運搬用に一般のものと違っていたりと人気の高い航空切手シリーズ。

こちらの種類をそれぞれの買取相場と共にまとめましたので換金時などの参考にお使いください。

※相場価格で「５種類揃って」という言い回しをしていますが、航空切手は人気シリーズのため１枚からの買取も多くの業者で行っています。「５枚無いといけない」ということではありませんのでご安心ください。また、全て状態の良い良品の場合の相場となります。

芦ノ湖航空

昭和４年に日本で正式に発行された最初の航空切手で芦ノ湖と航空機が描かれています。買取相場は全額面５種類全て揃って約５０００円～。

唯一航空機がデザインされていない航空切手で、名前の通り「きじ」が描かれています。買取相場はこちらも全額面５種類揃って約７０００円～ほどと高額。

富山と岐阜の県境に連なる立山連峰と航空機を印刷した切手。買取相場は正式発行された航空切手の中では最も高いと言え相場は約１万５０００円～。（５種類全て揃ったもの）

五重塔と航空機が図柄となっている航空切手で、５種類全て揃った時の買取相場は約３千円～ほど。バラだと額面が２５円のものが最も高額になりやすいといいます。

五重塔コイル

五重塔航空の中にはコイル切手と呼ばれるロール状につながった切手があります。これは上下か左右のどちらかに目打（切手の周りにあるギザギザの切り取り線）が無いのが特徴で、買取相場も通常の五重塔航空に比べて１枚約１０００円～と高額。

鎌倉大仏と航空機が描かれた切手で、買取相場は４種類揃って約～１０００円ほど。またオークションなどではシートのものが額面にもよりますが約２０００円～で、より状態が良く額面の高いものには１万円を超えるシートもあります。

こちらは正式ではないですが、日本で初めて航空機による郵送がスタートしようという時に、テスト用に発行された切手。

買取相場は、希少価値の高さから出回る数が少ないためハッキリとは言えませんが、数少ない販売価格を見ると大体の業者や出品者が１枚１０万円以上の価格を付けていますから、買取価格が半額以下だとしても１枚～５万円と高額と言えるでしょう。

航空切手は非常に人気の高いシリーズですので、このように買取相場も全体的にとても高い水準でやり取りされています。

もしお手持ちの切手に航空機の描かれた古い切手があれば、驚くほどの価格で換金できるかもしれませんので、ぜひ１度査定に出されてみてはいかがでしょうか。