ダイヤモンドを買取に出したい、と思われている方はご自分のダイヤモンドがどの程度の価格になるか気になるでしょう。
ダイヤモンドの買取価格は、買取業者によっても大きく違ってきますが、買取価格の多くを占めるポイントは4Cという品質区分による評価です。
そして、その中でも一際大切と言われているのが、カラット数です。カラット数とは、簡単に言うとダイヤモンドの大きさのことです。0.3カラットと1.0カラットだと、買取査定価格は大きく幅が出ます。
ここでは、そんなダイヤモンドのカラット数の買取価格の違いについてを紹介します。
ダイヤモンドのカラット数による違いと価格
先ず、ダイヤモンドはカラット数が大きければ、大きなほど買取査定価格は高くなります。もちろん、他の品質のレベルにもよりますが、同じ品質だとしたら0.3カラットと1.0カラットはかなりの価格差が出ます。
しかし、ダイヤモンドのカラット数の不思議なところは、0.1カラットが1万円だったから、1.0カラットは10万円、という計算にならない部分です。
大きなダイヤモンドはそれ自体が珍しく希少価値が高いため、大きさプラスアルファの査定額が上乗せされるのです。
では、一体どの程度の違いが出るのかを紹介します。
カラット数による価格の違い
では、とある買取業者のカラット数を例に挙げてみていきましょう。
まず、全てのダイヤモンドの品質はVVS1でエクセレント、Dという最高品質レベルと仮定します。その場合、0.3カラットだと7万円です。
少し大きくなって、07カラットだとどうでしょうか。同条件の場合は35万円となります。この時点で、0.3カラットの約2倍の大きさですが、価格は5倍程度です。このくらい、カラット数で査定額が変わるのです。
そして、1.0カラットとなると100万円です。さらに、大きなカラット数になり、4.0カラットとなると150万円という買取価格がつけられています。
1カラットを超えると、ここからは大きな上げ幅が無くなりますが、メレダイヤモンドレベルの小さなカラットとの差を感じていただけたでしょうか。
ダイヤモンドの品質でも大きく変わる
先述した例は、全ての品質がトップクラスだった場合です。逆に1.0カラットであっても、品質がSI2、good、Hというものですと27万円となっています。
これは、最高品質である0.6カラットのダイヤモンドの買取価格と、ほぼ同じ価格です。カラット数が大きければ、当然買取価格は高いです。
しかし、品質が揃ってこそ高価買取となるということも覚えておきましょう。