金融不安という世界情勢が続く昨今、現金では無く、貴金属や宝石類に資産価値を感じている投資家が増えているようです。
そのおかげか、サファイアなどを始めとする宝石の買取相場が高騰しています。特にサファイアは、さまざまなカラーがあるためにジュエリーにしやすく、市場にも多く出回っています。
そんなサファイアを少しでも高く買取してほしいと思われている方も多いでしょう。ここでは、サファイアの買取の相場や高く売れるものに関して解説していきます。ぜひ、参考にしてみてください。
サファイアの買取相場
サファイアは世界の5大宝石のひとつとして、世界的にもとても有名な宝石です。サファイアの特徴は、非常にそのカラーや効果が多いというところですす。
カラーの名前が付けられたサファイア、効果の名前が付けられたサファイアなど、かなりの数のサファイアが存在しています。
他の宝石同様に価値相場が高騰しているのですが、ダイヤモンドのような品質区分がハッキリしておらず、価格帯の幅が広いのが実態です。
0.5カラットで3000円のものから、10万円を超えるものまであり、サファイア自体の品質などのより大きく査定価格が前後すると考えられます。
サファイアで高く売れるもの
サファイアは非常に多くの種類を持つ宝石です。そんなサファイアの中でも高く売れるものといえば、ブルーサファイアです。
スターサファイアなどさまざあなサファイアがありますが、やはりブルーサファイアの買取価格がどこの買取業者であっても高いようです。そして、ブルーサファイアの中でもカラーが美しいもの、カラット数が大きなもの、非加熱のものがより一層高価な査定をされています。
ちなみに、カラーがSクラスの1.0カラットのブルーサファイアとスターサファイアの場合、ブルーサファイアが2万5千円に対しスターサファイアは7千500円という開きがあります。当然、カラット数が変わっていけばより一層の査定の差が生まれます。
サファイアの買取価格例
では、ここからはとある買取業者の買取例を見ながら、ブルーサファイアの品質と査定額の差を見ていきます。
先ず、先述したSクラスのカラーの1.0カラットのブルーサファイアと同条件の2.0カラットを比べます。前者が2万5千円ですが、後者は10万円です。さらに、3.0カラットとなると22万5千円とかなり差が生まれています。
また、カラーストーンですのでカラーの品質も差額が大きいようです。
5.0カラットのSクラスのブルーサファイアが50万円という買取査定に対し、Dクラスだと7千5百円となってしまいます。これだけ、カラーストーンのカラーのクラスは厳しく査定されるのです。
まとめ
サファイアとひとことで言っても、その種類や品質はさまざまです。そして、査定価格もとても差がつくことを覚えておきましょう。