ダイヤモンドの買取査定基準

ダイヤモンドを買取する場合、どこがどのように査定されるか不安になる方も多いと思います。基本的に、ダイヤモンドを鑑定する買取業者が査定する基準というものは決まっています。

その基準さえ分かれば、ダイヤモンドをただ持ち込むよりは高価買取となる可能性があります。ぜひ、ダイヤモンドの買取査定基準を確認しておきましょう。

ダイヤモンドの品質について

ダイヤモンドの買取専門店なればなるほど、重要視する査定基準はダイヤモンドの品質です。カラットとカラー、クラリティ、カットの頭文字を取って4Cとなりますが、これらのレベルの高さによって価格がほぼ決まっています。

とはいえ、とにかく品質は良いダイヤモンドが一番高価買取か、というとそうでも無い可能性があるので心配しないでください。一先ず、ここでは4Cにことについて簡単に説明しましょう。

先ずは、カラットですが1カラットが大体0.200グラム。それが大きければ大きいほどに価格差は変わります。

カラット数の違いは、カラット以外の4Cが完璧とした時、目安としてダイヤモンド買取の最高価格が0.3カラットで100000円で2カラットの場合は800000円ほどの差があります。

ただ、カラーというのは、ダイヤモンドは透明度が高ければ良いというわけではく、それぞれの個性があるので買取店により判断基準は変わります。

売れ筋の色であれば1カラットで150000円、人気が無い色なら130000円と店舗と世の中の需要によっても変化があるのです。

クラリティはダイヤモンド内の内包物の有無です。透明であり、濁りが無いほどに高品質とされています。

これは、前述したように透明であればあるほど価値は高く、2カラットのダイヤでも最低レベルと最高レベルでは3倍もの差がつくほどです。

カットはダイヤモンドの天然成分では無く、職人による技術ですので特に厳しく判定されます。

2カラットで透明度も高い最高レベルの場合とカットだけが最低レベルの場合、5倍ほどの差が出ることもあります。

さて、4Cは最も査定基準にとって大切な部分かはお分かりいただけたと思います。しかし、これだけがダイヤモンドの査定基準ではありません。

高価買取を行う買取店の多くはブランド品を扱います。同じダイヤモンドでも、例えば無名のメーカーが出すのと、フランスの5大宝石ブランドのひとつであるブシュロンが出すのでは価値が大きく違ってきます。

購入する側がその対価を支払いたい、と思うダイヤモンドを持ち込むことも大きな査定基準のひとつです。ブランドのダイヤモンドだった場合、隠すことなく堂々と鑑定士に伝えるべきでしょう。

同じダイヤモンドでも、無名のブランドが100000円だった場合、ブランドとデザインを加味する業者に出すと、150000円くらいの差が出ます。

査定基準は、先程のこと以外には鑑定書や箱、そのほかの付属品があるかないかも含まれます。しかしながら、最も大切なのは専門店でダイヤモンド専門の買取を行える鑑定士がいるか、いないかです。

実は、ダイヤモンドは皮脂などによって曇る場合があります。しかし、それは洗顔料で落とすことができるため、ダイヤモンドの品質が劣化したわけではありません。

知識の無いスタッフの場合、ダイヤモンドなのに曇っているというだけで大きく値崩れした鑑定結果を出しますが、専門店はそんなことはありません。

極端な話ですが、100000円は価格差がつくことも稀ではありません。査定基準をしっかり押さえた後、ダイヤモンド専門店に持ち込むことが最善の策と言えるのです。