はがきの買取相場

はがきの買取相場は、未使用のもので約~90%の換金率となります。

具体的には、現在発行されている52円はがきがバラで~40円、200枚のセットで1枚45円ほど。「年賀はがき」はバラの価格が1円~2円ほど高くなりますが、セットの換金率はあまり変わりません。

はがきは基本的に、柄などにファンが出来るような切手ほど種類も多くないですしコレクターという存在はポピュラーではありません。そのため、実用的に余った物の処分などを目的として郵便局で交換したり金券ショップで換金されたりするものであり、プレミアが付く物も少なく相場も上がりきらないのが現実です。

はがきで高く売れるもの

基本的に未使用で複数枚セットのものが高額となります。

また、年賀はがきのように用途が限られたものは、一定の時期のみしか需要がありませんから注意が必要。というのも、年賀はがきのデザインは年度や干支がデザインされている為使い回しが効かないのです。そのため、年賀はがきに関して比較的高値で売るには11月の上旬頃までの換金をオススメします。年末が近づくにつれて換金率はどんどん下がっていきますから、早めに売ることが大切になります。

しかし、このように年賀状を金券ショップなどに持ち込むのは多くがノルマで大量に購入した郵便局員さんだそうなので、買ってすぐ売るというのは一般にはとてもレアです。もし年賀状を買いすぎたら…というような場合の参考としてお考え下さい。

また、はがきにも切手のようにプレミアはがきと呼ばれ高額で取引される種類が少数ですが存在します。

主に明治時代以降に発売された絵葉書などであり、1枚1万円~といった金額を付けるものもあるので、いくつか具体的にご紹介します。

「手彫りはがき」「景勝之咸興府鳥瞰図絵はがき」「外信用はがき」などは状態が良ければかなりの高額が期待できるでしょう。特に「景勝之咸興府鳥瞰図絵はがき」は朝鮮の観光地を描いた美しい絵葉書でファンも多く1枚でも1万円を超えることがあります。

はがきについて

郵送料として金額を支払い郵便物に貼り使用するもので、主に4種類に分けられます。

  • 普通はがき…一般的に使用される郵便はがき。
  • 往復はがき…はがきが2枚つながっていて、差出人が相手の郵送費を払う場合などに使うもの。受け取ったら1枚を切り離して返送します。
  • 年賀はがき…年始の挨拶に用いられるはがき。
  • かもめーる…暑中見舞いや残暑祝いに使用するよう発売されるもので、絵葉書などもあります。